抜け毛予防の生活習慣

食事・睡眠・運動と薄毛の関係は?抜け毛を予防する生活習慣

 

人の健康は生活習慣に大きく左右されます。「髪の健康」も例外ではありません。

 

乱れた生活習慣は、薄毛の原因になることが分っています。

 

どのような生活習慣が髪の毛にとって好ましいのか、どのような習慣が薄毛を招くのか…

 

生活習慣と薄毛・発毛という観点から、基本的な知識を確認しておきましょう。

 

 

薄毛と食事(栄養バランス)の関係

 

食事と発毛・薄毛に関しては、「○○を食べると髪が生える」、「××を食べると抜け毛が増える」そんな風に考えている方も多いかもしれません。

 

しかし、実際には、食事は「トータルのバランス」が大切。

 

特定の食品、栄養素ばかりを摂るのではなく、「過不足なく必要な栄養を摂取する」姿勢が最も重要です。

 

特に、髪の生成に欠かせないビタミン類やミネラル分、アミノ酸(たんぱく質)など、普段の食事から毎日きっちり摂取したいところ。

 

野菜や果物、お肉やお魚、豆類など、できるだけ多くの食品から「バランス良く栄養素を摂取する」食生活を意識してみましょう。

 

バランスの良い食事は、「自然の育毛剤」といっても過言ではありません。

 

せひ「味」や「量」だけでなく、栄養分に配慮した食事を心がけてみてください。

 

特に「食べたいものを食べたい時に食べる」生活を送っている方は、「1日3食(できれば間食抜きで)何を食べるべきか」という風に考え方を改めましょう。

 

正しいダイエットは抜け毛を予防し発毛を促す

 

一般に「ダイエット」というと「食事の量を減らす」という風に考えている方が多いようです。

 

中には極端な食事制限を行い、慢性的な「栄養不足」に陥っている方も。

 

身体に必要なエネルギーが不足すると、髪の毛に十分な栄養が供給されず、薄毛のリスクが高くなってしまいます。

 

抜け毛を減らす、予防するためには「正しいダイエット」を実践しなくてはなりません。

 

すなわち、必要な栄養素は過不足なく摂取して、摂取するカロリーを控えること。

 

栄養バランスの偏った食事制限は美容・健康、両方の観点からおすすめできません。

 

足りない栄養はサプリメントで補う

 

とはいえ、長年続けてきた食生活を改めるのは、簡単なことではありません。

 

もし、「毎日の食事から必要な栄養を摂ることが難しい」と感じたら、サプリメントを活用しましょう。

 

サプリを利用すれば、カロリーを抑えつつ、必要な栄養素を手軽に摂取できます。

 

イソフラボンやミネラル分など、「髪に良い」とされる栄養素をサプリで摂るのもおすすめ。

 

サプリで食生活の改善をサポートしつつ、体の内側から「髪の生えやすい環境」を整えていきましょう。

 

睡眠と発毛の関係

 

日本は世界有数の「睡眠不足大国」だといわれています。

 

慢性的に寝不足の状態にある日本人は、実に30パーセント以上。

 

睡眠不足に「気付いていない」ケースも多いといいますから、問題は深刻です。

 

十分な睡眠は、健やかな発毛に欠かせないポイント。

 

睡眠中に分泌される「成長ホルモン」が、髪の生育を促します。

 

成長ホルモンとは、細胞の代謝を活性化する物質。

 

発毛に加えて、美肌効果、筋肉や臓器の修復など、様々な作用を発揮します。

 

しかし睡眠時間が不足すると、成長ホルモンの分泌量は減少。

 

髪の毛を含め、細胞の代謝が十分に行われません。

 

結果、発毛のサイクルが乱れて、薄毛のリスクが高くなるといわれています。

 

規則正しい生活が髪に良い理由

 

成長ホルモンの分泌量が最も多い時間帯は、22時〜2時頃。

 

ですから、「夜早く寝て朝早く起きる」生活が理想です。

 

生活習慣において「規則正しい生活」が推奨される理由は、この「ホルモンの分泌が多い時間帯」にあるといっても過言ではありません。

 

睡眠は長さだけでなく「質」も大切。

 

成長ホルモンが分泌されるのは、眠りに入ってから約1時間後。眠りが深ければ深いほど、より多くのホルモンが生成されます。

 

したがって睡眠は「質」も重要。

 

眠りが浅い、寝覚めが悪いという方は、眠りの質を高める工夫を心がけましょう。

 

例えば、

 

  • 夜更かしをしない
  • 日中は適度に日差しを浴びる
  • 軽い運動(散歩など)を習慣化する
  • 就寝の1〜2時間前に入浴
  • 暗めの照明、遮音性
  • 質の良い寝具をそろえる
  • 就寝前のカフェインやスマホはNG

 

以上のようなことを意識すれば、自然な眠りを誘発できます。

 

成長ホルモンは体内で生成される最高の育毛剤。抜け毛予防と発毛促進に、ぜひ毎日の「睡眠改善」を!

 

適度な運動を習慣化しましょう

 

ストレス性の薄毛に対しては、運動習慣による顕著な改善効果が認められています。

 

ストレスが薄毛の原因となるのは、ストレスを誘発する物質が、代謝や血行の悪化を招くためです。

 

運動(エクササイズ)には代謝と血行を促進する効果がありますから、まさに最適な薄毛対策といえるでしょう。

 

また、エクササイズはストレスそのものを解消する効果にも優れています。

 

特におすすめなのは、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動です。

 

必ずしも激しい運動をする必要はありません。

 

ちょっとした「気分転換」ができる程度の運動であれば、十分な発毛作用を期待できます。

 

運動を習慣化すると、細胞の代謝、血行が活性化され、髪に必要な栄養が行き渡りやすくなります。

 

薄毛にお悩みの方は「髪の栄養不足」が慢性化している可能性が高いので、運動習慣による「頭皮の環境改善」は、発毛に最も有効な方法の一つだといえるでしょう。

 

栄養価の高い食事で髪の毛の「材料」を仕入れ、エクササイズでその「流通」を整える。

 

そういう風に考えると分りやすいかもしれません。

 

飲酒と喫煙は百害あって一利なし

 

喫煙は薄毛の発症率を2倍〜3倍にも高めるといわれています。

 

タバコに含まれる有害物質「ニコチン」は、血行の悪化を招き、しかも髪の生成に必要なビタミンを破壊します。

 

女性はさらに「ホルモンバランスが悪化する」リスクも増加。

 

テストステロンやジヒドロテストステロンといった男性ホルモンの働きが優位になり、いわば「頭皮の男性化」が進みます。

 

本来なら、女性が薄毛に悩むことはほとんどありませんが(女性ホルモンが発毛を促進するため)、喫煙はそのメカニズムも破壊してしまいます。

 

「百薬の長」と呼ばれるお酒も、実は薄毛の原因になります。

 

体内に取り込まれたアルコールは、肝臓で分解される際に「アセトアルデヒド」という有害物質に変化します。

 

その毒性を解消する過程で使用されるのが、大量のアミノ酸やビタミン。髪に必要な栄養素です。

 

過度な飲酒は髪に供給されるはずの栄養を奪うことになり、結果として薄毛のリスクを高めます。

 

特に女性の場合、体内でお酒を代謝する(無害化する)働きが男性ほど強くありません。

 

ですから飲酒によって薄毛を発症するリスクはさらに高く、お酒は「嗜む」程度の慎重な姿勢が求められます。

 

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